2013/02/09

NEW VIDEO!!!! 今 貂子, ryotaro & 仙石彬人 : LIVE at "Velvet Moon vol.69" UrBANGUILD, Kyoto


Tenko Ima, ryotaro & AKITO SENGOKU Live at "Velvet Moon vol.69" UrBANGUILD, Kyoto from AKITO SENGOKU on Vimeo.

2012年11月21日に行われた"Velvet Moon vol.69"での今 貂子さん、ryotaroさんとの共演時の映像をアップしました。会場はUrBANGUILD。季節をテーマにしたコラボレートの3回目、「秋の陣」です。

…これまで、過去のLIVEの映像をアップする時は、毎回ノーカットのものをあげておりました。「これだけ長い動画を全部観てくれる人がはたしてどれだけいるのだろうか?」とギモンに思いつつも、編集で短くしたり、一部だけ抜き出したりして公開することがどうしても解せなかったのです。

まずはじまりがあって、その続きが転がってすすみ、最後におわりを迎える。
それは、ひとつの舞台であり、長い1曲であり、1本の映画のようなもの。

Web上にたくさんあがっている「手軽にみれて楽しい3、4分の動画」もいいのかもしれませんが、同じ場所にあるものの、それらとは似て非なるもの。それぞれの作品が固有で持っている「時間感覚」は、本来みんな違うのです。永遠に続くような3分間もあれば、あっという間に通りすぎてしまう30分もあるのです。

それから、見てもらう側に対しても、それなりの気合いを入れてじっくり観てもらいたいという思いが強かったのかもしれません。また、ライブとキロクが全く違うものになってしまう歯痒さの現れなのかもしれません。

で。いろいろと書きましたが…今回の映像は少しでも多くの人に観てもらいたいなという思いから、最後のシーンだけになっています。所謂、佳境。長さも、10分以内に収まってます。なのでサクッと観られます。レコードで言うと「フルでアップするのはLPで、一部だけアップするのはシングル盤だ」と考えるようにしたら、解せました。問題解決。考え方ひとつで世界は変わるのです。


肝心の内容について。3人とも即興でパフォーマンスをしているわけですが、LIVEが進むにつれて、音楽で言えば「楽譜のようなもの」がみえてくる時があります。ダンスで言えばコレオグラフ。うまく言えませんが、3人でコミュニケーションをとっているからでしょう。1人では絶対に思いつかないような展開であったり、瞬発的なひらめきであったり、そういった積み重ねにより暗黙のうちに出来あがる流れ。展開。何かを3人でしっかり共有している感覚。後から映像を見返すと、それらはまるではじめから楽譜があって決まっていたのように思えるのです。いま、そんなものが面白いなぁと思っています。

02月28日(木)に、とうとうこの3人による季節シリーズの最後を飾る「冬の陣」が行われます。回を増すごとにどんどん密度が濃くなっているこのコラボレーション。最後はどうなってしまうのか…非常に楽しみです。そしてやはり生は格別です。皆さま、お見逃しのなきよう。詳細はコチラから。


02.28 "Velvet Moon vol.78" at UrBANGUILD, Kyoto イベント出演
http://akitosengoku.blogspot.jp/2013/01/0228-velvet-moon-vol78-at-urbanguild.html#links

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IMPROVISED LIVE PERFORMANCE
by Tenko Ima [Butoh], ryotaro [Music] & AKITO SENGOKU [TIME PAINTING, Visual]


at "Velvet Moon vol.69" -music, dance & performance night!-
November 21, 2012
UrBANGUILD, Kyoto, Japan
http://www.urbanguild.net/ 


Dance :
今 貂子 Tenko Ima [Butoh]

Music :
ryotaro [Accordion, Electronics]
http://www.ryotaro.info/

Visual :
仙石彬人 AKITO SENGOKU [TIME PAINTING]
http://akitosengoku.blogspot.jp/

Shot & Edit : AKITO SENGOKU
TIME 09:44  | Date : 2012.11.21